付属の鑑別書・ソーティング
【鑑別書・鑑定書】
日本と海外では多少異なりますが、基本的にはブック型です。
写真などが貼付されており、宝石の種類、処理、寸法など様々な分析結果が記載されています。
色石は鑑別書、ダイアモンドは鑑定書と呼ばれています。
【ソーティング(簡易鑑別)】
名刺ほどのサイズで宝石の種類、処理、などが記載されています。写真が貼付されていない物が多いです。
業者間の取り引きなどで、よく用いられています。
『パパラチャサファイア』『ピジョンブラッド』など色判別は鑑別機関により異なります
『パパラチャサファイア』『ピジョンブラッド』『ロイヤルブルー』など...名称の基準は鑑別機関によって大きく異なり、
A社では『パパラチャサファイア』と判別されても、B社では『パパラチャサファイア』が出ない事もあります。
中央宝石研究所(CGL)
【Central Gem Laboratory】
国内では最大手の鑑別機関です。
当店では色石の鑑別、ダイアモンドのソーティング、鑑定書作成などをお願いしています。
日独宝石研究所(JGGL)
【Japan Germany Gemological Laboratory】
特に色石に特化しており、色石の膨大なデータ、知識は国内随一かと思われます。
当店では色石や希少石の鑑別、宝石の産地推定を確認したい際にお願いしています。
ダイアモンド グレーディング ラボラトリー(DGL)
【Diamond Grading Laboratory】
当店が宝石(ルース)を仕入れた際に鑑別書やソーティングが付いている事がございます。
当店では色石の鑑別書作成をお願いする事もございます。
GIA(アメリカ)
【Gemological Institute Of America】
世界最大の鑑別機関と言って差し支えないと思います。
色石、ダイアモンド、カラーダイアモンド、色石の産地推定など…ありとあらゆるジェムストーンの膨大なデータを所有しているようです。
GRS(スイス)
【Gem Research Swisslab】
世界的に有名な鑑別機関です。特にコランダムに特化している印象です。
『パパラチャサファイア』の色範囲は、他の海外鑑別機関より比較的広いです。
GIT(タイ)
【Gem and jewelry of Institute of Thailand】
「宝石の国』と呼ばれる、タイ王国の国立鑑別機関です。
日本の中央宝石研究所とも技術提携している様です。→詳細はこちら
市場で鑑別書やソーティングを見かける機会は少ないですが、非常に信頼出来る鑑別機関だと認識しています。
AIGS(タイ)
【Asian Institute of Gemological Sciences】
国際的にも有名な鑑別機関、最近では日本でも多く見かけるようになってきました。
『パパラチャサファイア』の色判別が他の海外鑑別機関より厳しい印象です。